鼻出マスクはNG?鼻呼吸は⭕️。
鼻出しマスクの人を見かける事がある。実はわたしも稽古時には口だけ覆い鼻呼吸する場合がある。しかし、コロナ対策としては、一般的にはこの鼻出マスクはNGとされている。
しかしながら、体感的には、鼻呼吸が確保できているだけで、呼吸が安定する。竹内流備中伝では、声を出す場合は鼻から吸って口から吐く、無声の場合は鼻呼吸する事が基本となる。
そんな中、鼻呼吸がコロナ対策になるかもと主張するノーベル賞受賞者のルイ・イグナロ氏が現れた。
イグナロ氏の主張を抄録すると次の通り。
『一酸化窒素は口の中では生成されない一方で副鼻腔では継続的に生成されており、副鼻腔内で生成される一酸化窒素は医療現場で用いられる一酸化窒素と科学的に同一。この点から「鼻呼吸をすることで一酸化窒素が直接肺に送られ、気道が拡張して血流が増加するだけでなく、新型コロナウイルスの増殖を抑えることができるかもしれない」。一酸化窒素の吸入量を最大化するため、「鼻から息を吸うことを忘れないでください」』との事。
もっとも、これから検証がされるであろうが、鼻呼吸を重視する武術家にとっては、フォローの風だ。
(抄録)健康の基本は「鼻呼吸」
人間本来の呼吸法は「鼻呼吸」なのですが、日本人の多くの人は「口呼吸」をしている現実があります。哺乳動物の中で「口呼吸」をしているのは人間だけ。本来、哺乳動物にとって、鼻は息をするための器官、口は食べるための器官なのですが、人間は進化の過程で言語を獲得し言葉を発するようになったため、口でも呼吸ができるようになったと言われています。生まれたばかりの赤ちゃんは口呼吸をしておらず、言葉を発するようになると口呼吸を行うようになり、それに伴い病気を発症するようになることが知られています。
イップマン完結編をドニーが熱演しているが、詠春拳は鼻から吸って、鼻から吐く鼻呼吸が呼吸法の基本です。
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