納豆菌は酒蔵で厳禁、コロナには?2020 0701
数年前になるが清龍酒蔵の蔵見学に行った際、『今朝、納豆を食べた方は、米麹室への立入りは厳禁です』と代表(写真左)から説明があった。納豆菌が麹米に繁殖すると、スベリ麹いうヌルヌルした麹になり、良いお酒が造れないそうだ。
納豆菌は非常に生命力が強く、核戦争で生き残るのはゴキブリと納豆菌ともいわれる。
では、コロナウィルスと納豆菌が出会ったらどう作用するのか?納豆生産と消費が多い茨城県ではコロナ感染者や死者も少ないという風評から3月下旬頃、スーパーやコンビニから納豆が消えた。
その後、納豆に含まれるビタミンKに注目があつまりコロナに効くのではないかという記事がニューズウィークで紹介された(下記)。
新型コロナは血液凝固を引き起こし、肺の弾性繊維を分解するが、納豆に含まれるビタミンKが凝固を調節し、肺疾患から保護するタンパク質を生産するという。
納豆の発祥は、豆腐などど中国から伝来したという説や、日本で煮豆を藁でくるんだものが始まりだという説など諸説あり、武士メシでもあったといわれるが、冷蔵庫やプラスチック・ビニール包装など衛生的な保存法のない時代を長く経てきた食材である。
近年は随分と味わいも香りも食べ易い物に改良されている。また、納豆には五大栄養素がバランス良く含まれているため、日々の食材として活用したい。
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