#竹内流備中伝 #錦糸町古武道稽古 古流武術的な動き #加茂淳先生 の #トリガーポイントブロック 2020.10.13
体育館の受付では、体温を測り、チェックシートに記入してからの入場となる。その受付で知り合いの女性がバイトしている事を知った。小腹が空かないようお菓子🍪を差し入れた。
武蔵の国(東京、埼玉、神奈川の一部)を一望する634m(むさし)の剣が美しい。
錦糸町道場では、体験者への手ほどきとしての古流武術的な身体操作を稽古。
打拳の基本では、運足、裏拳、手刀受、手刀打。体術の基本として、手車(てんぐるま)による臥返。鉢返、鉢捻、鉢落を稽古。
手車
巴(右手で相手の右手車をとり、左手で相手の手を絡めて我が右手首を捕まえる)の状態を維持したまま、相手を倒し、臥返すまで一連の動き。
手車には2通りある。相手の掌を上向きにするか、下向きにするかで、腕の極まり方がかわる。
相手の掌が下向きの時には、相手が回転して逃がれるのを防ぐ必要がある。
捕手前の鉢返から、鉢捻、鉢落を稽古。
頸椎の位置、顎と後頭部の位置を意識しながら稽古する。
その後、手車に対する、足車2を稽古。
足車1の技法は柄砕(小具足腰之廻)と同じ。
足車2の技法は、足の筋繊維の巻方向に手を滑らせて、相手を倒す技法。
後ろから首締めにあった時も、足腰の片側を後ろに出して、相手の大腿部から両膝にかけて、我が両手を滑らせパックして、相手を倒す技。
小具足腰之廻で後方から相手が責める型があるが、その対応にも類似の方法が適用される場合がある。
今日の#キリンレモンと今日の一冊。
この書籍を抄録すると。
筋肉の血流が悪くなり、筋肉細胞が酸欠になると、血液中の血漿から発痛物質であるブラジキニンが出る。これが、近くの神経先端にあるポリモーダル侵害受容器にぶつかると、痛みの電気信号が発生し、知覚神経を通して、脊髄から脳に伝わり、脳🧠が痛みを感じるという。
筋骨格系の痛み(ヘルニア、脊椎管狭窄症、坐骨神経痛、椎間板症、すべり症、分離症、椎間関節症、変形性関節症、変形性脊椎症、梨状筋症候群、頸肩腕症候群、腱鞘炎など)のほとんどは、この『筋痛症(筋肉の痙攣、スパズムによる痛み)と考えられる。
筋肉の微小損傷によってカルシウムイオンが放出されて筋肉の異常収縮(痙攣、スパズム)が始まるが、それが上手く休止しないと、スパズム状態が慢性化する。
筋肉の異常はレントゲンやMRIには映らない。
そして、その圧痛点に局所麻酔を数箇所から数十箇所に注射することにより、カルシウムイオンが洗い流され、交換神経の緊張がとれて血流が収まり、異常収縮(スパズム)収まるというのが、加茂淳先生のトリガーポイントブロックだ。
その他、筋肉に対しては、低出力レーザー照射、極超短波照射(スーパーライザー)、電気治療、マッサージなどの治療もされるという。
電気治療は、#笛田浩司先生の電位手技 にも繋がるのだろうか。
骨屋、筋屋というように、骨格系からアプローチする方法、筋や腱からアプローチする方法があるように、肉屋として、筋肉からアプローチする方法である。古武術では、骨、筋、肉の全ての方法から人体にアプローチする。活法の理解を深めるためにも、人体の身体の不思議を探究する事は興味深い。
武道とは、武術の技だけでなく、人格を磨くこととを一体化し、技術と人間としての道を究めることを意味する。活法殺法を学ぶ事も技法だけでなく、人の心や精神を安らかにする事も含まれる。実に奥が深いが面白い。
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