日野道場稽古 目釘の大事 2020.8.24
8/24の日野道場では、打拳、受身、表斎手、裏斎手、作州居合、備中居合を稽古。
稽古仲間がオークションで競り落とした本身の薙刀を持って来てくれたので、休憩時間に見させてもらう。拵えや石突も良いのだが、目釘もハバキもやや緩いので素振りするには危ないかなと思いつつ、緩やかに振り上げた矢先に目釘が抜けた。
仮留めの目釘だったのか、すり減ったのか、目釘を湿らす程度では止まらないと思ったので作り直した方がいいと話す。目釘には燻り竹がいい(竹刀からとっても良い)ので、次回の稽古に手持ち分を持参する事にした。
竹内流備中伝では、神前礼、刀礼に続いて目釘や下緒を改めて刀剣に異常がない事を確認する。目釘にまつわる事故では、刀身脱落の大半が目釘の抜け落ちが原因だからです。柄の中に目釘が残存している場合は刀身が抜けることは稀になります。したがって、目釘は抜けず、折れず、柄などと調和するものを揃えておく必要があります。目釘の大事です。
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