竹内流備中伝 豊岡道場 2020 0623
マスク着用、検温・名簿記録、手消毒をして入館。換気のため窓を開けて、空調も利用。
互いに距離をとれる武器術(真棒、作州居合)を稽古。
真棒
作州居合
については、後半からとのリクエストがあったが一二三之事が技の一部であるため、それを意識して真行草から始める。また、手の内の遊びと返しは、籠手切、離切、冠落、飛鳥で留意。乱虎では左手指で横手を感じ指の間を抜く事に留意。打返、奏者斬、陽炎、極之夲では一二三之事に留意し、手の平の返しで抜いて反対を突くよう留意。
下記は小野館長のFBコメント
『脇差(小具足)の柄の上から右手の甲で柄上を擦るようにして、手の平を返す。手甲を柄に当てたところ、これから手の平を下に返すとき、少し親指を広げて柄を握るように動かす。写真は手の平を返すところ。親指を広げる前。』
同上
『抜付の切先が鯉口に近付き左手の人指に触れる時に鯉口を外に回し水平にする、それまでは刃は45度のまま抜く。鞘手を外へひねりながら腰もひねり左手の小指で腹を切るように、後ろに退く。』
同上
(納刀時の)柄の高さはこのくらいの位置(抜刀時のたかさ)。切先が鯉口に入るときは水平(一瞬だが)にするが、入れば、すぐ45度にして、素早く刀を半分くらい入れて、あとはゆっくりと息を吐きながら納める。
抜刀時には、抜き付けの鞘離れの一瞬に鞘の鯉口をひねり、水平にする。その際、左手の小指が左腰の帯に当たり、鞘の鐺の位置と鞘の角度は鯉口が水平になり、いわゆる鐺を効かせた状態になる。
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