コロナ飛沫の発生と滞留はマスクと換気で避ける
新型コロナウィルスの抗体保有比率が0.1%という東京では、1000人中999人がウィルスに触れれば、感染する可能性がある。
こうした中で、互いにコロナウィルスに触れないようにするには、マスク着用によりマイクロ飛沫の発生を防ぐとともに、共有する空気の換気が大事になる。
空気が滞留している小部屋(湿度27%、温度23℃)では、人のマイクロ飛沫(マスク無し)は、8分間も漂い続ける(高温多湿な環境では、飛沫がやや飛散しにくくなる)といわれる。
マスクの利用によるマイクロ飛沫の発生を防ぐことと、換気によりマイクロ飛沫の漂流を防ぐことを念頭に稽古したい。
マイクロ飛沫はマスクで飛散を防ぐ(動画)
https://youtu.be/67vtPEU0Jqc
マスクが無いと仕切り板の効果も半減。
電車の座席部は窓が開いていても換気は不十分なので注意が必要。
世界の状況に目を転じると、スウェーデンの抗体保有率は7.3%と100人中93人は、感染リスクがある状況。
これから冬が本格化する南半球では、ブラジル、ペルー、チリなど南米を中心に感染が拡大している。
赤道付近の国でも換気が悪く、空調で温度湿度を低く設定している環境が多い国では、感染が拡大している。
日本では、梅雨、夏を迎え、外気の温湿度は高くなっているため、屋外での飛沫感染率は低くなっているが、換気の不十分な、冷房で温湿度が低い空間では、飛沫感染率が高くなる事に注意する必要がある。
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