小具足腰之廻 奏者取の稽古 2020.2.13
錦糸町道場で奏者取のバリエーションを稽古。
備中伝の奏者取は右△を蹴り放し、左△を捉えるのを本手とするが、今日の稽古は、左△を蹴り放してから、右△を捉えるまたは、攻撃するパターンとなる。
宗家伝、浅賀流の小具足腰之廻も左△を蹴り放してから右△を攻める。
捕手の場合、相手の利き手である右手を捉える場合が多い。このケースも利き手である右手を相手に預けて、左手を自由にしてから、右手を取り返す形となる。
搦め手を攻めるという言葉がある。
相手が人の場合、相手の裏、後、弱点を意味する。
上記の型の場合も、相手の弱い方から攻めるのがセオリーであるため、左右どちらにも対処出来るようにしておく必要がある。
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