竹内流備中伝 中野・音羽道場稽古 2019.8.24
中野道場では、表斉手、裏斉手、前斉手を稽古したのち、捕手前、中斉手、真棒、小具足腰之廻を稽古。
前斉手
小太刀で避けようとするのでなく、
体で躱す意識が大事。手の内を柔らかく円く返す。
捕手前
技を掛けるときも相手の動きに沿うように動いて、居着かないように。
捕手前
相手が前方回転受身せざるを得ないように技を曲線で繋いで掛ける。
中斉手
右手の小太刀で右柄手を押さえて、左手で兜の錣代わりに、顎または肩を取る
(参照 当世具足)
中斉手
左太腿で相手の体(背骨)をとり、腰の廻に円く落ちる。
中斉手
左脛で腕関節を極める
真棒
突面打を平受し
真棒
即座に外踝を打つ。
小具足腰之廻 横刀
手だけ足だけででなく、体全体で相手の背骨に効くように技をかける。
同上
止めの時も左足刀に重心移動して極める。
音羽では、捕手前、鎖鎌、小具足腰之廻を稽古。
捕手前
肩を中心に腕を後ろに円く振り上げるようにして、相手の頭の位置が下がるように仕向ける
鎖鎌
自分の分銅で自分を打たないように後ろ足を捌く。
鎖鎌 月見
体を低くして鍔元を受ける
鎖鎌 巻取
右手の手の内を緩めて鎖を長く使うのがなかなか難しい。
同上
分銅がかかったら少し引くと円く絡みやすいがこれもなかなか難しい。
鎖鎌は左右の手、足、脳に意識を配って身体を操作するのに非常によい訓練になる。上手くいかないことがわかるだけでも面白い。
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