竹内流備中伝 赤坂道場稽古 尺三寸早業の事
東京3日目のアレックス師範代。彼の要望により鼻捩子を稽古。鼻捩子は馬具であるが、十手の代わりとして警棒の捕り物の得物となる。
竹内流備中伝 十三代 山崎久治信正先生は元与力職であった。その師範が編成した短棒術(鼻捩子)の型は尺三寸早業之事と言われる。この型をベースに十五代 中山和夫取真師範が肘切短棒術として編成し、十六代 小野陽太郎真人館長が、作陽史では久盛が山伏から小具足腰之廻を伝授された際に、青葉の付いた樒柯(樒の枝)を代用したことに因んで四半棒として編纂した。要は、尺骨と同じ長さの身の廻りひんを代用する型である。
早業とは、素早く巧みな技のこと。
シンプルで無駄な動きがなく瞬時に
効かせられるのが魅力。
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