竹内流備中伝 豊岡道場稽古 2019.5.14
豊岡道場では、真棒(表1-12)と小具足腰之廻 (1-5小演武、6-11)を稽古。
礼。竹内流備中伝 14代の竹内綱一先生の礼。真之礼と具足礼の中間のような礼。動きのなかで、なぜこの形を経由されたのかを考えることは楽しい。
間合。稽古する場合、間合いは畳や得物の長さを基準にして図る場合があるが、どんな得物で相手のどこに届かせるかにより、間合や手の内を調整する必要がある。
各人の型における疑問や課題を
噛み砕きながら稽古を進める。
入違での型の緩急のつけ方については「処女の如く、脱兎の如く」という例えがあるが、相手に伝わる例えかどうかを考えて解説する必要がある。左手で尺択を右手て指砕に取る取り方があるが、脱兎で使う方が効果的。
柄砕では閻魔取の掛け方、外し方、小手取との違いなどを理解してもらう。
また、足車の掛け方、高又の抑え方、君不知との類似性、相違点なども説明。
大殺では、○は△が小裏のように、重心を合わせて持ち上げようとした時には、重心をずらして持ち上げ難くして、相手の腕輪を解く。△が小太刀ごと押さえてくる場合は、肘と背を張り胸回りに空間を作りサンチンのように小太刀を抜くなど。また、腕を解きながら体を落とし、左を向き相手の右裏小手を押さえる。
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