狂武蔵!77分立切り 死地の3手。
武蔵と吉岡剣法の戦闘シーンのノーカット77分立切りで使われた技は3手。巻打、飛燕、螺旋。死地に出向く戦劇者への花向けが素晴らしい。
主演・戦劇社の阪口拓さん、その師・戦闘者である稲川義貴さんが、創り出した"京"の一乗寺下り松における"狂"の世界観。綺麗事だけでは通じない、修羅道の中で、傾く(かぶく)事を教えてくれる作品。
死地に出向く相手に、教える3手。
相手の命を救う渾身の3手。
生きて帰ったら一緒に飲もうと言って、
相手に渡す技。
今回、渡された技が、巻打、飛燕、螺旋。
そのどれもが自由度が高い。
型ではなく、流を伝えているから、
現場で咄嗟の応用もアレンジも効く。
口伝のお手本のような話だ。
口伝や極意はシンプルかつ、聴いたら直ぐに使える、あるいは体感して気付くものであればなおさら良い。
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