竹内流備中傳 日野道場稽古 2020.8.10
日野の夕焼け雲。飛鳥に見えた。
盛夏。体育館の窓は全開ながら空調が効いているため、マスクしてても快適な稽古。
始礼、準備、打拳基本、受身、
作州居合(真〜飛鳥)
剣棒術(基本、真之型)
備中居合 中 五ケ条
隅取 速抜後打 首打 刀棒 八方乱
を稽古、
備中居合はシンプルながら中身は濃厚。
速抜後討はその典型。
・後ろの気配を察知すること。
・後ろの敵の刃筋を交わすこと。
・滞りなく動き相手を制すること。
この型ができるためには、少なくとも上記の3つが必要になる。竹内流備中傳では早いうちから、察知脳や身体操作能力を無意識の内に慣らしていく。他流派では高段者になってから、学ぶことかも知れないが、備中傳では、どんどん潜在意識にインプリンティング(擦込み)していく。高度な技・術は、一朝一夕には出来ないから、日常の稽古の中で、遊びながらひたすら繰り返す。
飛鳥
京八流は山中でも遣える跳躍剣法だっと推察される。鬼一法眼、坂上田村麻呂、源義経、弁慶、僧慈恩(念流開祖)は、短い直刀や短い車太刀を使い、鳥が身を翻すように跳躍し、軽身の技を使ったという。天狗か鳥に見えただろう。
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