吉沢亮の剣道、2021大河で晴天を衝け
2021年の大河ドラマで渋沢栄一を演じる吉沢亮さん。抜擢理由は、小1から中3の9年で培った二段の腕前と礼儀作法と言われる。
その腕前を垣間見ると。左からの抜き胴が鮮やか。抜き胴は竹内流備中伝の斉手左腰車に類似した技。相手の攻撃を擦り上げて躱し、懐に飛び込んで胴を撃つ動きも類似。
大河ドラマ龍馬伝を主演した福山雅治さんも福のラジオで『亮くん、いいなぁ』と羨ましいがっていた。渋沢栄一は、青年期に攘夷派から佐幕に転じ将軍慶喜方となる(剣術は青年期で披露されるだろうか?)。訪欧中に倒幕され、明治に殖産興業を行う中で、龍馬の後継者にあたる岩崎弥太郎と商売がたきとなる事もあるが、大人の対応でこれを避ける。渋沢栄一と同郷の本多静六の著書などにその様子が書かれている。
渋沢栄一の考え方には、著書『論語と算盤』に現れるように、道徳とビジネスの両立を目指すところがある。この本は、現在、メジャーリーグで、投打の二刀流を目指している大谷翔平の座右の書となっている。本の概略はこの動画でも分かります。
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