竹内流備中伝 豊岡道場稽古 2019.9.10 鼻捻の潔さ
豊岡道場では、剣棒、真棒の数稽古の後、鼻捻を稽古。鼻捻は尺三寸早業之事という。
竹内流備中伝 13代 与力職でもあった勇武館の山崎久治先生が編纂した単棒術で小具足とほぼ同じ長さ一尺三寸の短棒を使う捕手の技である。これに護身術の要素も含めて編纂されたものが四半棒となる。
短棒がない場合、素手(前腕)でも使えるシンプルで効果的な技はありがたい。
稽古型には、技の手数を覚えるために一技にいくつかの技が籠もる場合があるが、実戦型は、瞬時に直観的に使える一技のみで構成されていることが多い。鼻捻の元型には技の拍子に間延びがないように思える。
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