May 1.令和1年 祝皇位継承
日の本の国の年号が平成から令和になり、126代 今上天皇となる徳仁新天皇に皇位継承される。
元号の最初は、大化改新の「大化」(645〜649)といわれてすおり、その時の天皇は、第35代 皇極天皇(642年 1月15日 ~ 645年 6月14日)から皇位を継承した第36代孝徳(こうとく)天皇(在籍:645年 6月14日 ~ 654年 10月10日)であり、天下安寧、政化敷行による改元であった。
孝徳天皇の崩御に伴い、第35代と同一人物(女性天皇)が第37代斉明(さいめい)天皇(655~ 661)として即位するが、元号は変わらず、大化の改新を行った第38代天智(てんち)天皇(668~ 671)を経て、第39代弘文(こうぶん)天皇(671~ 672)、第40代天武(てんむ)天皇(673~ 686)の15年(686年)に「朱鳥」と元号がかわっていくことになる。
第35代皇極天皇(642 ~ 645)は、日本で初めて重祚(一度退位した君主が再び即位)した天皇であった。それまでの天皇は近世の日本と同じで亡くなるまで天皇であり続けるのが通常でした。ですから、皇極天皇は日本で初めて位を譲った、すなわち生前譲位した天皇でもある。
では、歴代天皇の初代はというと、
神武天皇。
歴代天皇は三種の神器が渡御される。鏡(智=歴史)、玉(仁=祭祀)、
剣(勇=武術)。
八咫鏡(やたのかがみ)、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、
天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
です。
三種の神器は、『古事記』の「天孫降臨」の場合で現れます。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天界から地上界(現在の宮崎県、日向の国の高千穂)に降り立つ時に、天照大御神(アマテラスオオミカミ)より授かったものが三種の神器であるといわれています。
そして、この瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の曾孫が日本の初代天皇である「神武天皇」になります。そして三種の神器は親から子へ渡御されていきます。つまり、三種の神器を所持しているとうことがその継承者であるという証になっています。
竹内流宗家は、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)のある熱田神宮でご演武されています。
剣璽等承継の儀
御即位後 朝見の儀
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